マザコン夫との離婚を考えているあなたへ

夫が「マザコン」の場合、妻が苦労するケースが多々あります。

 

  • 子どもが生まれても実家の母親のご機嫌ばかりとっていて家庭の方を向いてくれない
  • 妻と母親を比べるのでストレスが溜まる
  • 姑が孫の育児に過干渉でも何も言ってくれない
  • 姑が家計や家での食事内容などに口出ししてくる

 

こんな状況が続いていたら、いつかは妻も我慢できなくなるでしょう。

今回は、マザコン夫と離婚できるのか、離婚する方法や注意点をご説明します。

 

1.マザコンは離婚理由にならない

離婚するときには、夫婦が話し合って協議離婚するのが一般的です。しかし相手が離婚を拒絶したら協議や調停では離婚できず、訴訟で離婚を認めてもらう必要があります。

裁判で離婚が認められるには「法律上の離婚原因」が必要です。

残念ながら、「マザコン」というだけでは離婚原因にはなりません。ですが、相手がマザコンの場合には他にも問題が発生しているケースが多いので、他の原因を理由に離婚できる可能性があります。

 

2,マザコン夫と離婚できる場合

2-1.相手が離婚を了承した

相手が離婚を受け入れるなら、協議離婚または調停離婚できます。

二人で話し合って離婚届を提出したら協議離婚が成立しますし、調停で話し合って合意ができたら調停離婚が成立します。

 

2-2.別居状態で相手も夫婦関係の修復を希望していない

マザコン夫との関係が悪化すると冷却期間をおくために別居する例があります。

別居状態となって相手も積極的に夫婦関係の修復を望んでいないなら、訴訟によって離婚できる可能性が高くなります。

2-3.相手が生活費を払ってくれない、家出された

マザコン夫と別居して生活費を払ってもらえなくなったり実家に戻られて夫婦の家に帰ってこなくなったりしたら、「悪意の遺棄」が成立して離婚が認められる可能性があります。

 

2-4.相手から侮辱されている

夫が妻と母親を比較して「お前は劣っている」「人間としてどうしようもない」などと酷い侮辱を加えてくるケースでは裁判で離婚できる可能性があります。

 

3.マザコン夫と離婚する方法

マザコン夫と離婚したいなら、まずは話し合いをしましょう。相手も離婚に納得したら協議離婚できます。

相手が離婚に応じないなら家庭裁判所で離婚調停を申し立てましょう。

それでも相手が離婚を受け入れないなら、離婚訴訟を検討する必要があります。

ただし訴訟をしても離婚が認められない可能性があるので、提訴前には弁護士に相談して、離婚できる見込みがどのくらいあるか検討してから手続きに進むべきです。

 

4.マザコン夫と離婚する場合、親権トラブルに注意

マザコン夫との離婚を進める際には「親権トラブル」に注意が必要です。姑と夫が全力で子どもを取りに来るケースが多いからです。

親権を取りたければ、絶対に子どもと離れてはなりません。

いったん子どもを相手と姑の元へ渡してしまったら、その後返してもらえなくなるリスクが発生します。

一方、別居後も子どもと一緒に生活を続けていれば、そのまま親権を認めてもらえる可能性が高くなります。別居はくれぐれも慎重に進めましょう。

 

当事務所では離婚トラブルの解決に力を入れております。マザコン夫への対応にお困りであれば、お早めにご相談下さい。

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